chapter 02 岡山のZガンダム
2005年8月7日(日)
腰も治った朝方,旅行の時に限って朝に強いWarPeople.
朝5時半から写真を撮っていました...うっとおしい奴だ.
さて,ちょろの若手は朝からシッカリ後始末.
「パンツ出てるぞw」
トランクス姿でお片付け.
片づけ終わると・・・
「何か良からぬ者が入っていそうだな・・・・」
「黒塗りの車が・・・・」
「帽子もそんな感じがしますねw」
さて,甚平おばけから数年前にリクエストがあった気がするので,彼の車をご紹介.
今は違う車に乗っているはず・・・
まぁ何といってもこういう(↓)星のもとに生まれている?節があるので,
この旅行中も旅行8日目にこんな↓写メールが送られてくるしまつ.
ぶつけられたらしいけど.
まあそんな車に乗って広島まで昼食を食べに向かいます.
北海道までの道のりはまだまだです・・・のんびり行きましょう.
ちなみにできれば乗車したくない甚平おばけの車に乗るのはもちろん-00-様です.
「なんでよ!怖いけぇ乗りとう無いわ.」
「ほら行きますよ,早く乗ってください!」
「だけぇ何でよ!?」
助けを乞うかのように窓から出る手は-00-様です.
今回は特に何事もなく到着.
ここは何処だったのか...忘れてしまいました.
とにかく大黒そばを食べました.
「それじゃあ僕はこの辺で」
ここで甚平おばけは帰宅.
「さて,ここから厳しいぞ・・・」
「俺の車5人乗りだけど,後部座席が盛り上がるんですよ」
「なんそれ?」
四国の旅Ⅱでも書きましたが,marinoのmarinoは後部座席中央が盛り上がっていて5人で乗るのは厳しいのです.
「なんで車1台で行くことにしたんよ!!」
「良いじゃないですか,盛り上がりますよw」
「そうだよ.盛り上がっていこうぜw」
「意味が違うでしょうが!!」
とは言いつつも既にここまで来ているので仕方がありません.
5人仲良く乗車...ちなみに全員170㎝越えの大柄な軍団です.
「絶対おかしいかろう?どこまでこのまま行くのよ!?」
「とりあえず今日は岡山にZガンダムがいるから見に行くんだw」
「どうなってんの?行程は!?」
研究室旅行が終わってめかちょろが向かう最初の目的地は岡山県は津山市のすこし南,「久米の里」という道の駅にある1/3Zガンダムでした.
今やガンダムといえば1/1ガンダムがお台場→静岡と闊歩していますが,この時はこいつが最大の機動戦士だったのです.
「まあとにかく辛く無いように,ローテーションして行こう.」
「保険が僕しか適用されないかもしれないので,運転手は僕がやります.」
うまいことmarinoに言いくるめられ,他の4人はギュウギュウ詰に・・・するとなんだか横のGがきつくなってくる.
「なんかすごい道走ってない?」
「ちょっとまて俺も聞いてないぞ・・・国道通ってるんだよね?」
「多分大丈夫だと思うんですが・・・」
「道間違ってるんじゃないの?」
「うーん...あ!」
「国道のマークですよ!道は間違えてません.」
「うそやろう・・・何この細い道w」
道は違って無いけど判断を誤った.中国山脈を舐めていました.
「でもガンダムは岡山の真ん中辺りにあるのでこの道が最短ルートなんですよ.」
5年前は今(2010年)のように休日高速1000円何というものは無く.水曜どうでしょうよろしく”低コスト”を掲げるめかちょろ軍団は大変でした.
「しかしこのすし詰め状態だときついぞ」
「あ・・・横Gに任せて首を傾けるとちょっと楽カモ.」
「ほんとじゃ!楽じゃw」
「これは良いですねw」
カーブに合わせて首を傾けるチームめかちょろ...逞しい.
WarPeopleは辛すぎてもう二度とmarinoで5人乗りはしないと誓いました(鳥頭なので翌年も同じことしてますが・・・)
何はともあれ岡山県へ
「よーしもうすぐだ!!!」
「久米の里です!着きましたよ!!」
「よーしガンダム見るぞw」
「へいへい」
「・・・・」
「・・・・・」
「いやーキツかった.ん?どうした?」
「さあ説明して貰おうか?」
「あれですね・・・」
「10時から6時まで・・・閉店時間はガンダムも閉店するのかよ!!」
「調べとこうよ...」
途方に暮れるめかちょろ軍団
「とりあえず明日の10時まで見れないみたいですね」
「確かmarinoは今日岡山市で用事があるんでしょ?」
「うん,じゃあ岡山行って帰ってきてどっかで泊まりますか?」
「もうこの際野宿しよう.お金ないし.」
「まあ良いけど」
↑この辺が学生時代のすごい所です.なんか当たり前のように野宿に決まったような気がする.
「まあガンダムの閉店シーン見れるなんてむしろ良かったじゃん.シャッターも凝ってるしw」
「前向きやね・・・」
「明日シャッター開くところから見ましょう.」
というわけで,旅行第2夜は野宿に決定しました.
ちなみにめかちょろのキャンプ地に選ばれた誉れ高き道の駅は久米の里より岡山に近い「道の駅 くめなん」またいつか訪れたいものです.
「車で2人は寝れるので,誰が野宿するか決めますか.」
「まあ運転手は車で寝るとして,あと一人は公平にじゃんけんで決めよう.」
「異議なし」
「完全に異議が無いわけではないやろうw」
じゃんけんの結果
「大丈夫かい?しんどそうだけど・・・」
「もうええよ・・・・」
今更だけどWarPeopleは実は野宿というものに少しだけあこがれ(?)があったので別に負けても良かった...無欲の勝利なのか快適に寝させて頂きましたw
日にちが変わって8月8日(月)
この頃にダイナフォントを購入し↑のような物を作って遊んでいました.水曜どうでしょうで使われているフォントがたくさんあるのでお勧めです.
さて車で目が覚めたWarPeopleとmarinoは夏の早朝に相応しい風景を目撃.
「ラジオ体操ですか,良いですね~」
「やっぱりしんどかったんじゃないですか?」
「無言の抗議かな?」
「なんかだんだん変わっていってるw」
やはりしんどかったようで念入りに目を覚ましにそれぞれ好きなことをし始めます.
「あ~ここで寝ればよかったわ~」
「コワw」
「ここならまだ寒くなかったかも」
「やっぱり寒かったんですね・・・」
「こっちはなんだw」
めかちょろに居る(居た)人たちのハンドルネームを表しています.
「hiroさんも大変なことにw」
「みんなキャラが崩壊している...恐るべし野宿!」
-00-さんも爽やかな朝の風を感じておられます.↓
「そっちは本体じゃ無いから!!」
くめなんで朝飯
七夕がまだ飾ってあったので星に願いを.
「・・・・来年の7月に叶うのか?それじゃ手遅れじゃないかw 」
「あ・・・」
そんなこんなで9時半までに久米の里へ
「あれ?」
「もう空いてますね」
「開くところ見れなかった・・・」
「しかし・・・でけぇ!!!」
実は2010年に静岡の1/1ガンダムを見てきたのですが,静岡駅は近くに背の高い建物が多く少し小さく感じました.
岡山のガンダムは周りに何も無いからかとても大きく感じました.(この時は大きなガンダム自体初めて見たからかもしれませんが・・・)
「ちょっとここ見てくださいよw」
「脚部が動かせる!」
「なんだって!ほら-00-あのセリフ言って!!」
↑「こいつ動くぞ」と言っていますが,ちょと見ずらいかも・・・
見るまで苦労したからか,結構感動しました.ちなみに横から見るとこんな感じ.
「なんか足がでかいね」
「ほんとだ,ちょっとカッコ悪いw」
動くところは見れませんでした.
・・・・中々北海道が見えてきませんが,チャプター3では北海道までの行程についてお話しします.