聖地巡礼の旅

chapter 01 企画~研究室旅行


2005年8月6日

某Y大学めかちょろ研究室の毎年恒例である夏旅行の日.
僕達はある計画を立てていた.


~旅行数か月前~


「先輩方も卒業しちゃって,ついに僕も騙し役かぁ~」

「でも騙される人はあの人しかいませんよね>-00-

「そうだね…しかし,もうあの人は大抵のことじゃ驚かないと思うんだ.」

このころの-00-は強烈な個性を持った先輩方に散々騙され,様々な場所に連れていかれていました.

「プレッシャーですね.どうします?」

「そうだね~,やっぱり今回はあそこしか選択肢がないかなぁ~.」

「やっぱりそうですよね,僕も行きたいです.」

「じゃあ-00-を騙して北海道に行くと言う事で!w」

たしかこんな感じでインパクトを出す為にある程度遠い場所を選んだのがこの旅のスタートだったと思います.
まぁ水曜どうでしょうを発信しているHTBに行きたいというのが本音だったような気もしますが.


~旅行1か月前~


-00-を騙す一大イベントに緊張感が増す中…-00-の口から信じられない一言が.

W~P~さん,わし何か凄いこと聞いたんじゃけど…」

「ど‥どしたの?」

「今度わし北海道行くの?」

「え?」

「なんかなみちゃんから聞いたんやけど?」

「・・・・」

どうやら研究室の同期であるなみちゃん

「今度の研究室旅行の後北海道行くんやろ?」

と言ってしまったらしい.その時の-00-が驚く顔を一人で見るなんて贅沢なことをしたものです.

さて困ったのは騙し役であるWP

「どうしよう…バレちゃった」

「まあ良いんじゃないですか?やっぱりお金だけ用意しといてってのは無茶すぎでしたしw」

「そうですよ無茶すぎますよ」

この時嘘がつけないWP-00-

「どこか行くから取り合えず7万円ぐらい持ってきといて」

と言っていました


「ほとんど恐喝ですよw」

「ま…まあ良いじゃないか過ぎたことは.それよりどうしようか?」

「そういえば僕名古屋に行きたい所があるんですよね」

「お?あそこかwそこに行けば三大聖地すべて行ったことになるw」

WPさんだけね」

「あと何個か行きたいどうでしょうスポットあるし…それじゃあ日本縦断するかw」

「!!」

「!?」

「なに無茶言ってるんですかw」

「いや,青春18キップ使えば…安く行けるんじゃ?」

「よし,日本中のどうでしょうスポットを調べるぞ!!」

たしかこんな感じで-00-に北海道ばれたから決まった企画だったと思います.

これもなみちゃんのおかげかもしれませんw

企画の説明が長くなりましたが情報として書いておくと,その後も嘘がつけないWP

「今回の旅は船も車も電車も乗るしな~」

「え?電車も乗るの??どういうルートで行くつもりよ?」

「い‥いやまぁ何にしろ遠いからね…」

なんてやり取りもあり,慣れない騙し役で四苦八苦してた記憶があります.


~旅行当日~


さて待ちに待った旅の始まりです.

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行先は山口県の錦帯橋とその近くにある“やさか湖”という所
どこだそこは?って感じでした

途中にはこんな物が食べられる「三国志城」という飯屋もあります.

写真

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ちなみに,先程紹介した強烈な個性を持つ先輩方のNo.1である”まけまけJr.”さんが研究室旅行中に僕の騙しをフォローしてくれていました.

この方は既に卒業されていて,北海道には来られませんでした.

「おばちゃん,呂布から許チョまでお願い」

「なんという豪快な・・・」

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まけまけJr.さんの破天荒ぶりが垣間見えます・・・w

「ちょっとこれ・・・」

「張飛鍋焼きうどん・・・鍋焼きうどんですね」

「いま真夏ですよw」

「名物 張飛鍋焼きうどん」 を真夏に食べるはめに

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じゃんけんの結果 犠牲者はSo-daiでした


錦帯橋は山口県岩国市にあります

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結構観光客が多く,水辺の外人さんはこんな感じでリゾート気分

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「いやマジしんどい・・・」

kintaikyou

錦帯橋は思いのほかの急勾配

「日本三名橋なんだよ~よく知らないけど」

「なんじゃそら」

「それと,ここに来たら見たかったものがあるんだ~」

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「佐々木小次郎の像」

「なにがおもろいんよ・・・」

「あそこ見てみ↓」

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「なんですかコレw」

「とんでもなく偉そうな像が小次郎の前方上方に鎮座しているのだ」

「誰の像ですか?」

「よくしらね」

つめの甘いWPこの悪癖はこの時から・・・いまだに治らない. そこへ近づく人影が

謎の老人「おまえら何処から来たんだ?」

「え・・・某Y大学ですけど.」

「どちら様でしょうか?」

「わしはこの像(小次郎)の作者よ」

何とここでまさかの作者出現

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「えっ!マジですか!?」

「そうよ.この小次郎の手に特徴があるだろう?」

「ほんまじゃ刀の握り方が違う」

「どういう由来があるんですか?」

「ツバメ返しの実際の握り方とか?」

「いや?他の像と同じだとつまらんと思うてな~」

「なるほど~」

実際その時は「ん?」と思いましたが,今考えてみると他と違うことを実行することはなかなか難しく素晴らしい事だと思います.

5年経過 (現在2010年) してようやく分かってきました.(偉そうな像が誰なのかは結局不明)

錦帯橋では研究室の集合写真を撮りました↓

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みんな真っ黒・・・・

これが”めかちょろ”の魂

          W1   です!

この時の魂の普及率は凄かった.

そんで次は「やさか湖」へ.

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カヌーに乗れると聞いてやって来たのですが...

「カヌーは3台しかないよ?」

「なんだって!?」

「なんしよん・・・」

写真

後輩の手配の悪さに-00-さんも憔悴気味です.

-00- さんよ,僕らは乗れるってさ.」

カヌーには年長さんから載せてもらいました.

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「よし-00- 前にのれぃw」

「なして?」

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「前はめかちょろのエンジンだからさ!! 」

・・・・・エンジンだからただこぐだけなのでバカでも出来るのだ,という水曜どうでしょうネタは言わずに乗って頂きました...

すまん-00-この写真が撮りたかっただけだったんだw

ちなみにカッコイイカヌーに乗れなかった人はこの状態に...

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「男2人でこれはキツイ!!」

この後釣りもやったけど,6人がかりで釣果1匹という悲惨な状態だったため,話は特に無い...

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ちなみに釣り上げたのはso-daiでした. 小っちゃかったのでリリースしました.写真を撮る前に・・・

そんでバーベキューやって就寝...

たしか先生とトランプで大富豪やったり,中国人留学生に酔っぱらいながら太極拳を教えてもらったりしてた.

あと,まけまけJr.さんからキャメルクラッチを頂きました...

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ていうかこの角度!!斜めからの写真だとしても行きすぎでしょ!

「相当痛かったんですけど」

「この写真見るとすごいなw 笑ってたから余裕なんかと思った.」

キャメルクラッチ・・・食らうとなぜか笑ってしまうようです(?)

ともかく明日からの旅行に備えて・・・もとい腰痛を治すために就寝です!!

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